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D+homesの家 > クオリティ 
「D+homesの家」では「ASRの家」「CASの家」という2つのシリ-ズをご用意していますが、断熱システム・換気システム・健康住宅仕様に関しても、ひとつの私たちのゆるぎない考え方を軸にして、性能のバ-ジョンアップを計るなどしています。お客様の条件やシ―ンに合わせた選択をしていただくことが可能となりました。

① 基礎部分の断熱
「D+homesの家」では、基礎断熱工法を採用している為、床下の換気口は設けられていません。基礎断熱工法とは、基礎の立ち上りにも断熱を施し、基礎は耐圧版マットスラブ工法として、基礎内部(床下空間)も室内空間とみなし、室内と同じ環境にします。床で断熱する従来の方法に比べて、格段に床下環境が良好になり、シロアリや結露による被害もなくなり、床下地盤の熱容量の活用ができることや、床下配管のメンテナンスが容易にできるなど、いろいろな面で優位性があります。

基礎立上りの断熱材は防蟻を考慮して、基礎の内側に施工します。また、それに連続させて土間の外周部にも断熱材を敷きこみ、外部からの熱の回りこみを防止しています。

使用する材料は、湿度の高い部分に適した、吸湿性の少ないポリエチレンフォ-ムとしています。

② 外壁部分の断熱
レベルの高い高断熱住宅にあっては、高断熱化するほど構造熱橋(断熱材が柱などの構造材により分断され、その切れ目から逃げ出す熱)が及ぼす影響が大きくなります。断熱層には断熱材を貫通する様々なもの(柱、間柱、コンセントボックスなど)が存在し、これらが熱橋となり断熱性能に影響を与える可能性が大きいのです。

⇒ 「D+homesの家」では、これらの影響をできるだけ受けないようにするために、構造熱橋からの熱損失が少なく、また、施工上、比較的精度の期待のできる外張り断熱工法を採用しています。

ここに用いる材料は、柱の外側に構造用合板を全面に張り巡らせ、建物の剛性と気密を高めたうえで、フェノ-ルフォ-ムを貼ります。フェノ-ルフォ-ムは、断熱性・耐熱性に優れ、炎にあたっても炭化するだけで煙や有毒ガスをほとんど発生させない、外張り断熱には最適な材料と判断しております。

さらに、バ-ジョンアップ工法として、排熱換気システムに大きな影響を持つ通気胴縁を、一般的な厚さより大きい材料を用いる事で通気層を流れる空気量を増加させて、小屋裏の換気を促進させる工夫をしています。
(「ASRの家」)

③ 屋根および小屋裏部分の断熱
屋根についても、構造体の外側に断熱材(フェノ-ルフォ-ム)をすき間なく張り付ける工法を採用しています。また、外壁と同様に、断熱材の外側に通気層を設けて、外壁より流れてきた空気をスム-ズに屋根通気層を通して、棟まで導き棟換気により外部へ放出します。(排熱換気)

「ASRの家」では、屋根面の遮熱構造と桁上断熱を採用しました。桁上断熱とすることによって断熱境界内の容積を小さく抑えることができる為、熱損失を考える上においては最も有利な構造とすることができました。

小屋裏の換気(排熱換気)を効率的におこなうことにより、屋根面の遮熱構造と合わせて高断熱を確保しました。屋根面の遮熱構造は、垂木の間に断熱性能と通気層を兼ねた遮熱版を設置し、太陽輻射熱が建物内部に侵入することを低減させました。


「D+homesの家」は、次の2つの換気システムを備えており、“人の健康”と“建物の健康”を守ります。

① 第一番目の換気 ― 生活換気システム(室内換気)
                        「ASRの家」   …第一種換気
                        「CASの家」   …第三種換気

局所換気と全般換気(24時間セントラル換気)による、日常生活で排出している二酸化炭素、水蒸気、汚染物質、臭気などを一定濃度以下に保つための、生活換気システムです。

局所換気の役割りは、ガスレンジ等によって発生する排気ガス・水蒸気や揮発した調理油が、室内に拡散して居住者の健康を害したり、内装材を汚すことのないよう、発生源の近くから迅速に屋外へ排気することです。

また、浴室や洗面室から発生する多量の水蒸気が、廊下等を通って他の部屋に拡散すると、壁面や窓で激しい結露を起こしてしまい、果てには、内装の汚染やカビの発生につながる恐れがあります。このような特定の汚染物質が他の部屋に広がるのを防ぐために、第三種の局所機械換気で短時間に多量の換気をおこないます。

これに対して、全般換気の役割りは、特定することの難しい様々な空気汚染物質を有効に、屋外へ排出することです。考えられる空気汚染物質としては、建材、家具、カ-ペットなど様々な生活用品から発生する化学物質、体臭、湿気、呼気に含まれる二酸化炭素などがあります。気密に優れた「D+Homesの家」は、効果的な計画換気をおこなうことができますので、これらの空気汚染物質を確実に排出することができます。

⇒ 「D+homesの家」では、第一種換気と第三種換気を用意しており、それぞれの条件に合わせて検討し、最適な快適室内環境を実現しています。

② 第二番目の換気 ― 構造躯体換気システム(床下+壁体内+天井裏換気)

構造材、下地材からの化学物質(ホルムアルデヒドなど)の室内への流入を防止します。また、床下に置かれた調湿材で適湿化された空気を循環・排気させ、構造躯体内の環境を良くするための換気システムです。

わが国は温暖湿潤気候に属し、“カビの文化”を有しているといわれています。古来日本では、正倉院などに見られるように、湿気をこもらせない、多湿な外気を入れないようにして、カビの発生を抑えるという工夫がなされておりました。

住居においても高温多湿の風土を克服するために、いかに風通しをよくするかということに知恵を絞ってきましたが、ライフスタイルの西洋化や居住環境の変化に伴い、好むと好まざるに関わらず冷暖房設備を備えた、閉ざされた住宅に変わってきています。

そのような状況の中で、エネルギ-効率を踏まえた快適な住環境をつくるために、高気密・高断熱住宅の開発が進められてきましたが、その過程で、ただ断熱材をたっぷり入れただけの住宅では、そこにカビが発生してしまったというケ-スも少なくありませんでした。

結露の原因である水蒸気は、屋外や床下から侵入してくるものと、人の呼吸や発汗、入浴、炊事などによって発生するものがあります。それらは部屋の換気によって大部分は排出できますが、床下や壁、天井裏などの目には見えない所に入り込んだ水蒸気も強制的に排出する必要があります。

⇒「D+homesの家」は、構造躯体換気システムを備えており、構造躯体の中に入り込んだ水蒸気の排気と、構造下地材からの化学物質の排気を効率的に行い、構造躯体を常に乾燥状態に保ち、人の健康と建物の高寿命化を実現しました。

・ 室内への化学物質流入防止
・ 壁体内結露の防止
・ 構造材の耐力保持
・ 防蟻効果の向上

③ 第三番目の換気 ― 排熱換気システム(通気層+小屋裏・屋根換気)

断熱効果を高めるために、外壁の通気層と小屋裏や屋根を結び、壁および屋根からの太陽輻射熱を風力ならびに温度差によって、棟の換気部材から外部へ排熱する換気システムです。

従来、外壁の通気層は壁内にたまる水蒸気を外部に逃すために設けられたものであり、寒冷地においてグラスウ-ル等の透湿性・吸湿性のある繊維系の断熱材を用いた場合に、壁内結露を防止する目的で設けられたものなのです。

また、外壁からの雨漏りを防止効果もあります。それは、外気と外壁裏面を等圧にすることができる為です。

・ 小屋裏の温度上昇抑制による省エネ効果の増進
・ 壁体内結露の防止
・ 構造材の耐力保持

オ-ルシ-ズン快適爽やか仕様 ― 冷暖房システムに対するこだわり ―

「D+homesの家」は過度の冷暖房エネルギ-を使わない、輻射を利用した省エネ住宅です。

過度の暖かさ等を求めるのではなく、断熱性能を生かして、冷暖房エネルギ-への依存度をできるだけ少なくしながら、かつ、快適な環境をつくりだすことにこだわります。

そのためには、住宅性能として、しっかりとした断熱性能・気密性能と日射の遮蔽性能をもち、換気を十分に考慮した住宅にする必要があります。これら性能の低い住宅では、冷暖房時に、室内にいる人は外壁の内側から冬の冷輻射や夏の温輻射を受けて、設定温度の通りの室温を感じないで、知らず知らずに過度の温度設定を行ってしまいます。その結果、エネルギ-消費の多い不経済な住宅になるのです。

⇒「D+homesの家」は、高性能な高気密・高断熱住宅の特性を生かして、小さな能力で、住まい全体を快適で住み心地のよい空間にする為の冷暖房システムを提供します。
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