詳細③ 断熱ガラスの種類

① 複層ガラス
複層ガラスは、2枚の単板ガラスの間に空気層を持った構造で、窓面の結露や冷気流を抑えることができます。しかし、寒冷地においては、室内の湿度が高くなったり、障子やカ-テンなどを閉めたりした状態では、結露する恐れがあります。

② トリプルガラス
3重のガラスと2重の空気層を持つ複複層ガラスです。
複層ガラスの約1.7倍の断熱性能を持ち、ガラスの表面温度が上がるため、結露の恐れは極めて少ない。

③ Low-eガラス
ガラス一面に特殊金属膜をコ-ティングしたガラスで、太陽エネルギ-を大きく反射し、ガラス自体が吸収した熱を外に放出し夏期の冷房効果を高め、冬期には室内の暖かさを室外に逃しにくくするので、暖房効率も向上します。

④ ガス混入タイプ複層ガラス
複層ガラスの中間層に特殊なガス(アルゴンガス等)を封入しているガラスです。
空気より熱伝導率の小さいガスを封入することで、全体の熱貫流率を小さくする、断熱性能に優れたタイプです。

⑤ 真空ガラス
複層ガラスの中間層を1/100万気圧の真空状態にしたガラスです。
断熱性能、防露性能に優れた性能を発揮します。
ガラス厚、真空層厚を小さくできるので、他の複層ガラスに比べて薄い製品が可能となります。

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